本日6限に多目的ホールにて、73期(総合学科23期)の山本実慶さんと57期(総合学科7期)の関口圭子さんを講師にお招きし、2年生対象の「卒業生の話を聴く会」を行いました。お二人は、ご講演の中で、それぞれの「今」について、ご自身の今宮高校でのどのような経験がどういうふうに生かされているかを話されました。そして、お二人の後輩である2年生(総合学科29期)の生徒達に伝えたい「思い」のメッセージを贈られました。司会進行はすべて総探委員が行っていました。


はじめに、総合学科23期卒業生で、同志社大学文学研究科考古学研究室で大学院生として学んでられる山本さんの講演を聴きました。初めのスライドのタイトルは「好きなことで、生きていく?」です。


山本さんは、堺市から本校に通われていたそうですが、自宅のすぐ近くに1,000年以上も前に築かれた大きな古墳がいくつもあることに、純粋に「凄いなぁ」と感心し、興味を持たれていたそうです。今宮高校では、「考古学入門」の授業を履修して実際に発掘調査をしたり、「歴史探究」の授業で詳しく学んだりする中で、考古学が好きになり、好きな考古学をもっと学びたいと、大学に進学されました。


山本さんは、大学で何をどのように学んでいるか、分かりやすく丁寧に教えてくださりました。「考古学」とは、「発掘によって人間の歴史を明らかにする学問」で、研究室では考古学が好きな人が集まってワイワイと楽しく活動していること、実際に発掘調査を行うことや博物館などで展示品の整理などのアルバイトもしていること等、とても楽しそうに話してくださりました。


大学院に進んだ理由は、「好きなことを極めたかったから」とのこと。好きなことを極めれば、それを職業にでき、その道を進みたいとの思いで学ばれているとのことです。
今高では写真部の部長として、また、Quiz研究部にも所属し、他にも旅行や鉄道やゲームなど趣味がたくさんあって、好きなことをたくさんされたそうです。山本さんは生徒達に「オタクであれ!」「好きなことを遠慮せずどんどんやってください」「人生のうち、やっておいて損だったことはあんまりない」とメッセージを贈られていました。「今高で学んだ授業も、今の自分に役立っていることがたくさんあって、どんな科目も必ず回りまわってどこかで役立っています」と話されました。
山本さんの話を聴いて、たくさんの生徒が「元気が出た」と感じたことでしょう。私も小・中学生の頃に自宅の周りにたくさんの古墳があって、その周辺のあちらこちらで発掘調査が行われていて、土師器や須恵器の欠片を拾って集めたり、修羅の発掘現場に行って、発見されたばかりの修羅を見に行ったり、ワクワクして楽しんでいた頃を想い出し、元気をもらいました。山本さん有難うございました。