1学期が終わりました。

新型コロナ感染症の影響を受けて不安の中でスタートした、1学期が終わります。休業中の4月・5月は、大げさに言えば、今年はもうこのまま学校が再開されないのではないか?と本当にそんなことを考えながら、日々を過ごしたのではないでしょうか?それでも何とか、6月から分散登校での授業再開、そして、6月15日から通常授業が再開されました。このころは、感染症も沈静化しており、大阪モデルのステージも緑色が点灯していました。ちょうどそのころに私は、今日配布されるPTA会報の「山毛欅の杜」の原稿を書いておりまして、油断はできないものの、やっと学校本来の姿が戻ってきた喜びをかみしめながら書いていました。秋冬にはコロナの第2波が来るかもしれないとは思っていましたが、正直まさかこんなに早く、再び感染が拡大傾向を示すとは思っていませんでした。大阪モデルもずっと黄色が点灯したままです。コロナとの戦いは間違いなく長期戦になります。あらためて、各自ができる対策を、日々油断することなく実行しましょう。

ともあれ、今日で1学期が終わります。1年生にとっては、中学校との違いに戸惑いを感じた1学期、2年生にとっては高校生活にも慣れ、進路のことを少し真剣に考えだした1学期、3年生にとっては、いよいよ目標の進路実現に向けて本格的に始動を開始した1学期であったのではないかと思います。

明日から始まる短い夏休みではありますが、それを一つの節目として、それぞれが4月からの自分を振り返り、自らのさらなる成長につながるよう充実したものにしてほしいと思います。では、8月17日に全員が元気に登校してくれることを心から願っています。