12月14日(水)に高等部で読書交流会を行いました。
2つのグループに分かれ、「きょだいな きょだいな」と「そらまめくんのベッド」を大きな絵本を使い、生徒が読み手となり、聞き手の友達に読み聞かせる方法で行いました。
「きょだいな きょだいな」では、体験型の読み聞かせをしました。石鹸の泡が出てくる場面では、音が鳴る透明な風船を友達に向かって投げて触ったり、雨が降る場面では、雨に見立てたシートをみんなの上で移動させてもらったりして、雨を感じる体験をしたりしました。生徒たちは、効果音を聞き、風船やシートの感触に驚いたり、楽しんだりしながら聞くことができました。読み手の生徒は、聞き手の友達の反応を見ながら、音を鳴らすタイミングや声の大きさを工夫して物語を伝えることができました。
「そらまめくんのベッド」では、登場人物ごとに、読み手の生徒の配役を決めて、物語を読みました。聞き手も楽しい雰囲気の中、笑顔も多く見られ、集中して聞いていました。物語の最後には、読み手の生徒が楽器を演奏して歌い、アンコールでは、聞き手の生徒も一緒に歌って盛り上がることができました。
どちらのグループも読み聞かせの後に、感想を発表しました。読み手も聞き手も積極的に参加し、楽しく交流することができました。