中学部・高等部のFGグループを対象に6月19日(水)に平成25年度第1回進路講話が開催されました。
今回は「大阪市障がい者就業・生活支援センター」の前野哲哉氏に講師をお願いし、
『支援の現状と将来的な自立に向けて必要な力とは何か』のテーマでお話いただきました。
大阪市立職業リハビリセンターや大阪市職業指導センターでの利用者さんの実際の研修の様子や、そこを卒業し企業に勤めておられる方の様子を収めたビデオを見ながらの説明で子どもたちも少しイメージが出来た様子でした。
就職に向けての心構えとして、
・「自分は○○ができる。」「将来△△がしたい。」を明確に持っておく事。
・自分で出来る事は進んでする。自分で出来る事まで他人を頼る者は就職出来ない。
・いちいち言われないと行動が出来ない者はダメ!
・自分のまかされた仕事が出来あがると「何かお手伝いする事はありませんか?」と尋ねる。
等々 お話されました。
また、『歩む道すがらに頼れる支援者がいる!』と力強いお言葉をいただき、教師に向けても、
・学校+ハローワーク+就労支援事業所→会社 と どんどん本人の応援団を増やしていく事
・卒業までに本人のスキルを出来るだけ上げておく事
などが大切だとアドバイスされました。
終了後、子どもたちは
「おはなし おもしろかった。」
「どんなこと せなあかんか わかった。」
「お話聴けて良かった。」等 感想を言ってくれました。