平成26年度 高等部施設体験実習

千里作業指導所

6月2日~6日の期間、2年生の生徒1名と3年生の生徒1名の計2名が、吹田市古江台にある「千里作業指導所」の体験実習をしてきました。

 通所は「中津」から地下鉄で「千里中央」へ。その後モノレールに乗り換え「山田」下車、車椅子で10分。全体では約一時間半の行程でした。

本校からは初めての実習受け入れとあって、実習に先立ち5月の中旬には事前面接も行っていただき、とても丁寧に対応していただきました。二人とも面接の時はやや硬くなっていたものの、大きな声で自己紹介をすることができました。

 実習の初日、10時に作業所に到着すると挨拶もそこそこにすぐに作業が始まりました。上皿天秤を使ったねじくぎの軽量袋詰め作業です。あまりなじみのない上皿天秤に戸惑う二人でしたが、30分もしないうちに要領がわかり作業スピードもみるみる上がりました。ただ作業は午前2時間、午後2時間続きます。根気と集中力が求められました。

 二日目には、作業はさらに難しい機械部品の組み立てです。工具を使いボルトにナットを組み立て保護のネットをかぶせるというものです。自動販売機などを水平に設置するための脚に使われるとのことでした。

 二人は実習を一日も休むことなく長時間の作業に取り組みました。期間中のある日の帰り道、「うちらが作った部品がどこかの自販機に使われてるねん」と仕事のやりがいについて語っていました。作業は大変だったようですが、実り多い実習となりました。

 

  IMG_0866.JPG CIMG0597.JPG 千里.bmp

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