高等部FGグループでは、5月30日（月）～6月3日（金）の5日間、校内で作業実習に取り組みました。参加生徒は12名で、2名は校外の施設での実習を行いました。実習では、①決められた時間、集中して仕事に取り組む、②作業能力を高める、③仕事のために必要なコミュニケーション能力（あいさつ・質問・連絡・報告・相談などをする力）を育む、などを目標としました。また、作業の内容は、①ペットボトルのキャップを分別して、リサイクルの一翼を担う ②施設（中津更生園）の協力により、頂いた軽作業（ねじの袋詰め、プラツボの組立て）に取り組む ③プール学習で使用するバスタオルを洗濯し、たたみ収納する 以上３つに取り組みました。
２つの作業グループに分かれて、①～③の作業に取り組みましたが、ペットボトルキャップの分別はここ数年続けて取り組んでいる作業なので、2・3年生は効率良く分別ができました。また1年生は今年初めて校内実習に取り組みましたが、みんな弱音を吐くことなく根気強く作業をすることができました。
事後の学習で自分たちが分別したキャップがきちんと再利用されていることも理解でき、今後の励みになりました。軽作業では、当初予想していたよりも早く予定の量を仕上げてしまい、慌てて実習開始2日目に追加の仕事をもらいにいく程、みんな頑張って作業を行いました。タオルの洗濯とたたみ、収納は生徒によっては難しい部分もありましたが、お互いに協力し合いながら最後までやりとおしました。
実習を終えて、自分たちの得意なところ・今後努力すべき課題をそれぞれまとめつつ、今後の実習等につなげていきたいと思います。
