アセスメント(学習到達度チェックリスト)研修

7月27日(火) 福岡大学 徳永 豊教授を講師としてお招きし、児童生徒の実態把握を行うためのアセスメントに関する研修をオンライン形式で行いました。
 研修では、【学習到達度チェックリスト(Sスケール)】を用いたアセスメントの内容や、実態把握の重要性、支援学校における教育課程の在り方など多くのことを学ぶことができました。

特に、教育課程に関する内容では、すべての活動を「自立活動」としてとらえるのではなく、各教科の視点の重要性や発達への理解を深めることの大切さを改めて気づく機会となりました。
 中でも、「国語」→ 人とのつながり。「算数」→ 物とのつながり。としてとらえ、児童生徒の発達をアセスメントし、児童生徒の目標設定や学びの積み重ねが、確実な成長につながると再認識することができました。
 また、研修の進め方の中で、参加者がグループに分かれ、
① 大事だな、初めて知った重要な点、なるほど!と思ったこと
② よくわからない、もう少し説明してほしい
といった点について、グループワークを行い、グループごとに徳永先生に確認する機会を作っていただくなど、教職員の気持ちに寄り添った進め方に徳永先生の配慮の深さを感じることができました。

今回の研修を踏まえ、今後も児童生徒の実態を的確にとらえながら、各教科における、一人ひとりの「個別の指導計画」等の目標設定や目標達成に向けたてだてを明確にし、具体的な指導支援を進めていきたいと考えております。

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