高等部3年「修学旅行」

高等部3年生は、11月1日(月)~2日(火)の1泊2日で伊勢・志摩方面へ修学旅行に行ってきました。 当初の予定では、10月14, 15日の予定でしたが、緊急事態宣言に伴い日程変更を行い、感染対策について確認しながら、無事に出かけることができました。

1日目:11月1日(月)

高等部では、前日に出発式を行い、仲間からのエールをもらい当日を迎えました。
 天候にも恵まれ、3年生全員元気に参加し、大阪整肢学院の方々や、他学部の先生、登校してくる児童生徒に見送られ、観光バスへ乗車しました。リフトを使用して15分ほどで乗車を済ませると、いざ出発。バスガイドさんの挨拶がはじまると、生徒はみな期待に満ちた表情を見せていました。
 車中では、レクリエーションを行い、朝の会(修学旅行バージョン)、生徒たちリクエストソング集でCDをかけ口ずさみながら、約3時間の乗車時間があっという間に過ぎました。
 志摩スペイン村では、まずレストランで''エビフライカレー''を食べました。食後は、スペイン語で名付けた「リラッハドチーム(ゆっくり)」と「アクティーボチーム(活発)」に分かれて園内活動を行いました。
 「リラッハドチーム」は、コロシアムでのキャラクターミュージカルを鑑賞し、野外ホールでの大音量を身体全体で感じ取っていました。次は本場スペインのグエル広場を模した公園の階段前で記念撮影、スペイン村を一周する「フィエスタトレイン」に乗車しました。一つの車両に生徒と教員が一人ずつ乗車し、ゆっくり流れる景色と風を感じました。最後は「ガウディ・カルーセル」に乗りました。停止位置に止まらない!?ハプニングがあり、おまけのもう1周があり、お得な体験となりました。
 アクティーボチームは、リラッハドチームと合同で、キャラクターミュージアムを鑑賞したあと、トマティーナ(コーヒーカップ)や、アミーゴバルーン、ジェットコースター・キディモンセラーに挑戦する生徒もいて、希望する乗り物を全て制覇することができました。
 最後は、キャラクターショップ前で、リラッハドチームとアクティーボチームが合流し、ホテルに向かうバスに乗車する間、お土産を選び、購入しました。
 5時に志摩スペイン村を出て、40分ほどで、ホテルに到着しました。
 入館式では、生徒代表が「中津支援学校です。よろしくおねがいします。」と挨拶をすると、ホテルの支配人から歓迎の言葉をいただきました。入浴を済ませ、夕食は、テーブルいっぱいに広がるごちそうでした。食べきれないほどの量でみんな満腹になりました。就寝時間は10時で、疲れてすぐに寝る生徒、初めての場所でなかなか寝付けない生徒などそれぞれでしたが、いましたが、みんな旅行を満喫している様子でした。

2日目:11月2日(火)

全員起床時間を守って朝食場所へ集合することができました。朝食の後の退館式では、生徒代表から「おせわになりました。ありがとうございました。」と挨拶しました。出発する際はホテルの方々はバスが見えなくなるまで手を振ってくれて生徒たちもいつまでも手を振っている姿が印象的でした。1時間ほどバスに乗車し、「関ドライブイン」に立ち寄りました。ここで、旅の最後のおみやげを購入や昼食のランチプレート、松坂牛うどんをおいしそうに食べました。
 学校へ到着すると、多くの児童生徒、先生方が出迎えてくれていました。玄関ホールでは帰校式を行って旅の無事を伝え、「ただいま」と挨拶をすることができました。

新型コロナウイルスの影響を受け、変更や心配の多い修学旅行でしたが、実施することが可能となり、日程を発表したときの生徒のうれしそうな表情がとても心に残りました。1泊2日ではありましたが、思い出に残る修学旅行となりました。

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