令和4年6月28日(火) 大阪府警大淀警察と連携して防犯研修を行いました。
講話では、不審者発見から警察への通報、通報後に校内で行うこと、そばに"さすまた"がない時の対応方法、避難させるか留まらせるかの判断、日ごろの準備等について話がありました。 その後、術科講師の指導のもと、実際に"さすまた"を活用した不審者の確保術を体験しました。
不審者の確保については、不審者を捕まえるためではなく、警察が到着するまで児童生徒を不審者から遠ざけるものであること、言動が不自然な者は即座に不審者と判断し警察に通報すること、通報後は不審者が侵入したことを防犯マニュアルのキーワードを使って校内に知らせ、児童生徒の安全を確保する。教職員数名が"さすまた"を持って集合し警察が到着するまで対応、さすまたがない場合は傘、イス、机、ほうきなどを使用する。また児童生徒をどのように避難させるかの判断はその時の状況によって変化し、教室にとどまらせた場合は、施錠しカーテンを閉めて消灯するなどして不審者の侵入を防ぐなど、多くの指導と助言を受けました。
<さすまたの実演> ・重さ、持ち方、長さを知って実際に使えることが大切。 ・さすまたは相手との距離感はつかみやすいが、先をつかまれるとかえって相手に有利に働いてしまうことがある。 ・構えは膝を曲げて重心を低くする。上段、中段、下段の構えがあるがそれぞれの状況により使い分ける。 ・押さえ方は胴、袈裟、足押さえ等があり、顔の周辺で左右に振ることも効果がある。押さえるときは躊躇しない。押す角度も大切であるなどの説明を受けた後、1人の場合と複数で対応する場合について教職員で実演をおこなった。