3月10日(金)、小学部・中学部の卒業式を行いました。
練習や予行を重ねて迎えた当日には、卒業生のだれもが期待と喜びに満ちた表情で登校し、登校時には廊下に並ぶたくさんの先生方による盛大な拍手と祝福で迎えられました。
控室では、いつもと違ったフォーマルな服装や、綺麗に飾られた教室に思わず笑みをこぼす児童生徒の姿が見られ、記念撮影や、先生と会話を楽しむなど、それぞれ思いおもいに時間を過ごしました。
式が始まる前には、小学部、中学部の卒業生全員が3階の廊下に並び、入場を待ちました。控室での様子とは打って変わって、開式前の張りつめた空気に、緊張した様子を見せる児童生徒もいましたが、会場の扉が開くと同時に溢れる大きな拍手を聞き、緊張はいつの間にか喜びへと変わっていたようでした。
"卒業証書授与" や "卒業の言葉" では、これまで重ねた練習の成果を発揮し、歩くことや話すことなど、一人ひとりがこれまでの学校生活で培った力を示すことができました。 "全体合唱" では、事前に収録した歌声に負けないようにと元気な声で、卒業や進学に対する気持ちを込めて歌いあげました。
式を終えると、それぞれの学部で最後のホームルームを行いました。担任の先生方からの激励の言葉や、保護者の方々からの温かい祝福の言葉など、自分に向けられた言葉の数々に、感極まり涙ぐむ児童生徒の姿が見られました。
4月からは、新たな学部で、新たな環境で、学習をスタートさせます。
児童生徒の胸中はきっと、期待や喜びだけでなく、微かな不安を潜めていることでしょう。新たな生活が始まる日まで、この日多くの祝福に包まれた思い出を糧に、未来への期待を膨らませていて欲しいと願っています。
卒業生並びに保護者のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
