小学部AB低グループの「せいかつ」の授業でプチトマトの苗植えをしました。
プチトマトの苗を順番に観察し、葉っぱを不思議そうにそーっと触り、鼻を近づけてクンクン匂う児童や苗を見た途端に怯えて顔を背ける児童もいました。
プチトマトはプランターで育てようということで、教室の机の上にプランターを置き、苗植えに挑戦しました。
順番に前に出て、みんなに見てもらいながら苗植えをします。前回のさつま芋の苗植えで土をすくう練習は完璧。今度はスコップで深めに土をすくい、ポットから取り出した苗をゆっくりと穴に入れました。その周りに土を被せ「早く大きくなってね」とそれぞれに思いを込めながら、最後は上から手で土をトントンと叩き苗植えが完成しました。
一人の児童は両手で土をすくって穴を開けるのはとても楽しそうにしていたが、苗を目の前に持ってくるとびっくりして声を出しながら必死で避けようとしていました。また一人の児童は最初苗を見た時は大丈夫だったのに、ポロポロと涙を流してしまいました。が、プチトマトが実る頃にはきっと、良い体験の思い出となると思います。収穫すれば、コンソメスープを作り、みんなで美味しくいただこうと思います。