AB低グループの自立活動の授業で「つな引き」を行いました。
最初にみんなで10秒ずつ「手を上に～前に～足を伸ばす～」と手足の準備体操を行い、先生から名前を呼ばれた二人が前に出て、「つな引き」の対戦をしました。
前に出るとまず綱を持ち、各々体勢を整え、「よ～い、スタート！」の合図でお互いに綱を引っ張り始めました。「おーえす、おーえす」の掛け声が画面(電子黒板を活用)からも周りからもかかり、自分で上手に綱を手繰る児童や先生と一緒に綱を握り、綱の中央辺りにくくり付けてある光るブレスレットを掴もうと一生懸命、目でブレスレットの光を追い続ける児童などが居て、白熱した戦いが繰り広げられました。
綱をたくさん引っ張った方のスイッチセンサーが反応し、「やったー」と画面に映り、「勝ち」が判るしくみです。相手の勢いに押され、思わず握っていた綱を手から離してしまい、しょんぼり落ち込む児童や、自分の方に綱がたくさん有るのを見て喜ぶ児童など、みんな多くの表情を見せてくれました。最初は自分で綱を握ることしか出来ず、先生と一緒に手繰っていた児童が、回を重ねる毎に「つな引き」のやり方を身体で覚え、最終回前の授業で突然一人で手繰り始めた時は感動しました。見ていたみんなも驚いた表情をしていました。
たくさんの友だちと対戦し、「前回は○○さんに負けたけど、今日は勝つことが出来た。」「今日は残念ながら負けちゃった。」「お互い頑張ったから今回は引き分けになった。」と、みんなにとって多くの感情を表出することのできた活動となりました。
