6月8日(土)第5回目となる体育祭が行われました。
前日の大雨の影響から開催が危ぶまれましたが、予定通りの時間に入場行進を行うことができました。曇り空でしたが、とても過ごしやすい気候で結果的に最高の体育祭日和となりました。
今年から各団(縦割りのクラスチーム)でテーマを決め、それに沿った旗づくりや、応援を考えて本番に臨みました。
各団のテーマは以下の通りです。
青団⇒「 宇宙 COSMO 」
緑団⇒「 ワニ 」
黄団⇒「 虎 」
赤団⇒「 RED LION 」
団旗は各団でテーマに沿ったデザインを募り、1年生が中心となって作成しました。
入場行進ではその団旗を先頭に、息の合った入場をしていました。
午前中は、バラエティ豊かな個人種目や各学年で練習を重ねた学年種目があり、会場を大いに沸かせました。中でも、3年生の学年種目である「はばたけ3年」は、別格の盛り上がりを見せていました。
「はばたけ3年」はクラス対抗で、大縄跳びの8の字飛びと、全員跳びを行い、跳んだ数の合計を競う競技でした。練習では10回も跳ぶことができなかったクラスが、猛特訓の末、本番では100回越えの記録を打ち立てるハイレベルな戦いとなりました。生徒やクラス担任が一体となり回数を数える姿にとても感動しました。
午前最後の種目は、応援合戦と団対抗綱引きでした。
小雨がちらつく中でしたが、ユーモアあふれる応援や、練習を重ねたダンスなど様々な形で応援合戦が行われました。団対抗の綱引きでは、団同士の意地と意地がぶつかり合う熱い戦いとなりました。
昼食後は、部活動対抗リレーのレースの部とパフォーマンスの部が行われました。中でもパフォーマンスの部では、各部で考えたオリジナルパフォーマンスと部活動紹介を兼ねたリレーを行いました。
3年生の学年演技では、鳴子を使ったよさこい「よっちょれ」を行いました。
息の合った掛け声や、踊りで3年間の集大成を披露してくれました。
そして、最後には団対抗リレーがあり、各クラスの代表2名がバトンをつなぐハイレベルのリレーとなりました。走順など各団で相談しベストな状態でリレーが行われ、接戦の末1位を手にした赤団がそのまま総合得点でも逆転し、第5回 体育祭の優勝を飾りました。
惜しくも優勝を逃した団の生徒の顔にも、「やり切った」という、すがすがしい表情がみられなにわ高等支援学校としても最高の体育祭になったと感じられました。
来年もさらに熱い体育祭になってほしいです。