高等部 窯業 2班 授業の様子

窯業2班では、まず窯で素焼きした作品を受け取り、その後に撥水剤を塗布し、釉薬掛けの作業を行いました。
釉薬掛けの工程では、器を釉薬の中にそっと沈め、全体に釉薬がきれいに行き渡るようにします。次に、専用のハサミを使って作品を持ち上げるのですが、少しの揺れや力加減で仕上がりが変わってしまうため、みなさんとても集中した表情で取り組んでいました。緊張しながらも、一つひとつの工程を大切に行う姿が印象的でした。
これから窯で焼き上げられることで、作品はさらに表情を変えていきます。どのような色合いや質感に仕上がるのか、完成を楽しみに待つ気持ちが高まっています。きっと一人ひとりの思いが込められた、素敵な作品になることでしょう。