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「新しい学習評価の考え方・進め方」について教員研修を実施しました

 令和4年度より新学習指導要領が高等学校においても本格的に実施されます。それに向けて9月14日(月)、大阪府教育センターから指導主事を講師にお招きして「新しい学習評価の考え方・進め方」をテーマに観点別評価についての勉強会を実施しました。

 前半の講義では学習評価の目的は何か、単なる成績付けにならないためにどうすれば良いのかなどについて認識を深めることができました。後半のワークショップでは教科ごとに考査問題等を持ち寄り、新学習指導要領の目標に準拠した3つの観点すべてを評価できるものとなっているかどうかについて検証しました。評価できていない観点がある場合は、定期考査以外の方法も含めどのような工夫や改善ができるかについて協議しアイデアを出し合いました。多様な評価方法を取り入れ生徒の学びや成長を見取り評価することは、生徒が何を身に付けどのように成長しているのかを確認するとともに教員自身の学習指導の在り方を確認していくことが必要となってきます。

 この研修会で学んだことを各教科に持ち帰り11月には指導と評価の一体化をめざした授業研究を行う予定です。教員が互いの授業を見学しあって積極的に自らの授業を磨いていく。この動きを学校全体に展開することで本校の授業改善の取組みを進めていきたいと思っています。