2019年11月アーカイブ

大手の新聞朝刊の一回分にはいったいどのくらいの情報が載っているのでしょうか。紙面を最初から最後まで一字一句残らず目を通したとしたら?ある新聞では約50万字だそうです。400字原稿用紙にして、1200枚ほどになります。純粋な記事部分だけでも18万字ほどだそうです。なかなかピンときませんが、ふつう本一冊書くのに必要なのが10万字くらいだと言われています。近頃の行間を大きくとって文字のポイントを大きくし...

36 教育に関わって「文学」についてどのように考えるか(2)

「人生に文学は必要か、必要ではないか?」-このような問いかけにどう答えるでしょうか。作家や文学研究者は必要だと言うかもしれません。しかし、そんなものは必要ないという人も大勢いるかもしれません。このような問いのかたちをよく見かけますが(たとえば究極の選択など)、あまり実のある議論を生んでいることは無いようです。結局は、人それぞれだ、ということになるからです。 人生において、文学が必要な人もいるし、必...

35 陸上部堺上高杯(練習会)についての報告

今年度の堺上校杯について、陸上部の顧問教員からの寄稿がありました。写真で見てもわかるように、良い天気のもとで行われています。陸上部上高杯にたくさんの中学生が参加してくれて、うれしいかぎりです。今年度もトータルでとても多数の中学生が各部の上高杯に参加してくれています(例年で800名ほど)。上高杯にご理解ご協力いただいている各中学校にも御礼申し上げます。 寄稿 ○日時:11月16日(土)9:00~12...

34 令和元年度 SK勉強会「研究協議」

 前記事の続きです。11月25日(月)の放課後に、会議室で研究協議を行いました。校長から挨拶を行った後、まず授業者からの振り返りがありました。生徒がよく努力したので、当初の本時の学習到達目標としていた、プリントの「Stage1」の問題群を全グループが設定した時間内にクリアできたこと、生徒が振り返りシートに記入した内容もおおむね良い反応であったこと、グループ学習ならではの展開ができたことなどについて...

33 令和元年度 SK勉強会「研究授業」を行いました

SK勉強会(堺上高校教員授業改善研修会)は昨年度から本校独自で取り組んでいる授業改善のための研修会です。立ち上げの昨年度は全3回の協議形式の研修を行いました。その最後の全体会では「生徒の実態に即した授業を行う」「生徒に達成感を持たせる授業を行う」ということの重要性が教員間で認識され、これからの本校の授業改善につなげていこう、という確認を行いました。今年度はその確認事項をふまえて授業を実践する順番で...

高等学校の国語の時間に扱われる文学作品の「量」の問題をめぐって、雑誌やマスコミで様々な意見が交わされています。作家や研究者の間から、扱われる作品の量が少なくなるので、文学を軽視しようとしているのではないか、という批判が出ているのです。そのことについては、私なりの意見はあります。しかし、今回は無造作に使われている「文学」という言葉について整理しておきたいと思います。なぜなら、教育現場では、きちんと整...

31 第1回学校説明会を開催しました

本日、午前中3時間授業のあとに準備を開始して、午後に今年度の第一回目の中学生と保護者に対する学校説明会を開催しました。前半の部は体育館フロアで行いました。全国大会に出場したダンス部による二つのパフォーマンスで始まったのですが、中学生たちは圧倒的な演技に魅了されているようでした。続けて、校長から挨拶を行い、本校の特徴などを伝えて、これからの進路実現に向けての激励を述べたしだいです。学校側からの説明と...

30 今週土曜日に第1回学校説明会を開催します

朝晩と昼間の寒暖差が激しい季節を迎えています。この時期は誰でも体調を崩しやすいのですが、体力のある高校生はともすれば面倒なのが気持ちのうえで優先して、服装などを秋冬のバージョンに変えるのが遅くなったりします。気分的には平気でも、身体は正直ですから結局風を引いたりすることになってしまうので、寒さ対策をしっかりとしてほしいと思います。 学校でも今秋からブレザー着用の期間に入りました。ありきたりかもしれ...