34 令和元年度 SK勉強会「研究協議」

 前記事の続きです。11月25日(月)の放課後に、会議室で研究協議を行いました。校長から挨拶を行った後、まず授業者からの振り返りがありました。生徒がよく努力したので、当初の本時の学習到達目標としていた、プリントの「Stage1」の問題群を全グループが設定した時間内にクリアできたこと、生徒が振り返りシートに記入した内容もおおむね良い反応であったこと、グループ学習ならではの展開ができたことなどについてコメントが述べられました。

続いて、授業見学参加者からの意見感想の時間をとりました。協議参加者の全員から、ほとんどの生徒が授業によく集中できていて、てきぱきとテンポよく指示、指名を行いながら、よく工夫されたプリント課題に取り組ませているところなどに肯定的な感想が寄せられていたと思います。

課題となる点としては、前時までの復習として生徒に考えさせるためには、前半の説明部分で指名した際に出したヒントなどはもっと少なくしてもよいのではないか、などの指摘があり、参加者による熱心な協議となりました。授業者はぜひ今後の参考にしたいとコメントを返していました。

校長からは、実態に即して達成感を持たせるという点では、とても良い授業実践になっていると思ったという感想を述べました。最後のところで、教頭と首席から、今回のSK勉強会の取組がこれからの本校の授業づくりに役立ち、その結果が生徒たちに良いかたちで還元されるようにしていきたいという旨の言葉があり、協議を終えたしだいです。