8月27日(火) 青少年問題協議会

 26日(月)午後、大阪狭山市青少年問題協議会に参加しました。狭山高校校長は、本協議会の委員として委嘱されています。

 「ニートの若者支援の現状と課題」というテーマで、東大阪若者サポートステーションの岡崎先生の講演を聴きました。講師は29歳の若者だったので少し驚きましたが、コーディネーター、臨床心理士としての経験が豊富で、ニートの実態と支援に関する課題がよくわかりました。雇用に関する社会情勢が厳しい中、最初の歯止めは学校に他なりません。本校も毎年数名の中退者は出ますが、学力不足というだけでなく、人間関係がうまく構築できない、教室に入れないという場合もあります。生徒の自尊感情を高めるとともに、いじめのない環境づくりに努め、10代という貴重な3年間を有意義に過ごすためにも、生徒一人一人にとっての「ベストな居場所」を考えなくてはいけないと思っています。

 なお、南河内若者サポートセンターが、この4月に富田林市にオープンしたそうです。