3月の総括

 年度末の3月は、年末の師走よりも忙しいです。後期試験の実施と採点、判定そのまた点検ととても神経を使う業務があります。その一方で、来年度の新入生を受け入れる準備を始めます。進級する学年のクラス分けをはじめ、準備作業がいろいろとあります。校長は、常勤講師と非常勤講師を自らの手で探さなくてはなりません。講師登録カードのファイルを見て、来てもらえそうな先生にアタックしていくのです。必要となる科目、講師時数の割り振り等をにらみながら、個別に当たっていく電話攻勢は、気が気ではありません。3月末に決着がつかず、4月になっても科目時間数の求人メールが行きかいます。また、異動する先生の人事の一連作業や、先生方の一年の評価を面談形式で伝えていきます。来年度の計画を立て、学校経営計画もアップデートします。数え上げれば切りがありませんが、31日に辞令を渡して、4月1日には新体制で新年度を始め、所信表明もしなくてはなりません。大忙しの年度末です。