2013年4月アーカイブ

 4月末の土日は、大阪狭山市で最大規模の「狭山池まつり」が行われます。今年もいいお天気でした。日本最古のため池である狭山池は1400年前に造られたのですが、何回も改修工事が行われ今日に至っています。最新の改修工事は、平成の大改修といわれ、平成14年に終了しました。「狭山池まつり」は、その時を起点に行われている祭りで、いわば狭山池の誕生を祝う祭りと言えるでしょう。  その一部門である「龍神舞台」の運...

4月26日(金) 卒業生の講演日程が決定

 昨年からラブコールを送っていた本校卒業生が、ようやく講演してくれることになりました。森田さんという卒業生(第21期)は、5年前、近畿大学生物理工学部4年生の時に、最年少でクローンマウスを誕生させたということで、世間を驚かせ、新聞紙上をにぎわせ、一躍有名になった人物です。  コツコツ研究するという狭山生魂の持ち主なのだと思いますが、生徒たちにも将来を考える「キャリア教育」として、また「志学」の一環...

4月24日(水) ちょっと嬉しかったこと

 最近、時々授業を見まわっています。昨年は、先生方の一方的な詰め込みの授業が多かったので、今年は、「ICTの活用」と「グループワーク」をキーワードに、授業改善に取り組むことにしました。  すると、これまでICTを使っていなかった先生が、上手に使いながら、勉強してみたくなる授業を始めました。また、机を4~6名で向い合せにしたグループワークも始まりました。「まずはやってみる」という先生が増えてきたこと...

4月22日(月) 「さやま検定」受検

 4月21日(日)は、「さやま検定」を受検しました。昨年は、着任時に、高校長だからという理由で、狭山池まつり実行委員会事務局から受検を依頼されましたが、今年は自らの意思で受検しました。  大阪狭山市に所在する唯一の高校で勤務し、生徒たちにも地域での活動の大切さを説いている手前、自らも地域の歴史、文化をはじめ地域にかかわる事柄を大いに知る必要があると思っています。私は、目標がないとなかなか勉強できな...

4月15日(土) 地震に備えて

 13日(土)早朝、震度5弱にせまる地震が生起しました。携帯電話から警報が聞こえ、何事かと思ったら間もなく揺れ始めました。すぐに情報を入手すると、震源地は淡路島で震度6ということで、私が住む奈良より学校の方がはるかに揺れはきついだろうと想像できました。  土曜の早朝ですから、生徒のほとんどは保護者とともにいたと思いますが、授業中だったら安全を確保したのち下校させるとか、下校中だったら安否確認を保護...

4月8日(月) 入学式

 春の嵐で桜は大半散りましたが、うららかな春の陽とさわやかな春風に包まれ、第34期生の入学式を迎えることができました。新たに320名の入学生を迎え、狭山高校は一段と活気づくことでしょう。式辞の中で、学校について紹介した後、新入生には「初心忘るべからず」という言葉を贈りました。また、iPS細胞の山中教授の例を出し、第1に「目標を持つこと、継続こそ力なり」ということを話しました。第2には、「よく食べ、...

4月6日(土) 風の声が聞こえる

 「風の声が聞こえる」とは、4月6日(土)、SAYAKAホールで上演された表現倶楽部「うどぃ」の公演名です。内容は、大阪狭山の中学生が、修学旅行で太平洋戦争における沖縄戦についての学習を通じて、平和と友情について考える、というものですが、「うどぃ」の誕生秘話でもあります。  演劇の中に、力強い歌あり舞踊あり、メンバーは力いっぱい演じ、本当に「一生懸命はカッコいい!」という姿を見せてくれました。狭山...

4月1日(月) 新年度のスタート

 4月1日、新年度のスタートです。桜の花も満開です。学校は、新着任の教職員を迎え、朝から大忙しです。辞令を渡したのちブリーフィングを行い、運営委員会、職員会議、午後は学年団会議、教科会議、分掌会議・・・と、新顔合わせと年度方針の確認等を行います。  私も25年度の所信表明を行いました。1年前に初めて学校に着任し、「熱い思い」を大切にしてもらいたい、と一つだけ要望しましたが、今回はやりたいことを山ほ...