4月16日(水) 命の大切さ

 4月14日(月)の朝、登校するなり、教頭から「生徒が亡くなりました。」という報告を受けました。前夜に、バイクに乗車の上での交通事故です。

 ネット社会では情報が錯そうしますから、情報の一元化と共有は重要であると考え、当日授業終了後急きょ全校集会を開き、生徒たちに「一人の生徒が亡くなった」という事実を伝えるとともに、もうこれ以上生徒を失いたくない、という話をしました。

 15日(火)には通夜が行われ、本校生徒多数を含む約700名が参列し、夜遅くまでお別れが続きました。16日(水)の告別式では、お母様が棺にすがって号泣され、その姿を見た生徒たちは、心の底から親を悲しませるようなことをしてはいけない、と肝に銘じたものと思います。全校生徒にも命の大切さを胸に刻んでほしいと思います。もうこれ以上、絶対に生徒を失いたくありません。

 各担任教諭から、「バイクの免許を取らない」、「バイクを買わない」、「バイクに乗らない」、「バイクに乗せない」というルールとともに、親不孝にならないよう順番を守るのだ、という命の大切さが、一人ひとりに伝えられると思います。そして、亡くなった生徒には、仲間とともに狭山高校を卒業してもらいたいと思っています。