4月の総括

 新学期が始まり、新入生を迎え、駆け足のような1ヶ月でした。

 4月最終の土・日は、毎年大阪狭山市の最大イベントである「狭山池まつり」に、本校は参加します。今年は、26日(土)、27日(日)でした。狭山高校は学校をあげて、龍神舞台という舞台部門の運営全般を支援します。生徒の動員数は生徒会部を筆頭に2日間でのべ約300名です。

 舞台の周囲に用意するテント、机、いすの準備と片付けは、全面的に本校生徒が支援します。今年は、26日(土)朝から部活動の前に、野球部、サッカー部、卓球部、男子ソフトテニス部、陸上部がテント張り等準備に、27日(日)の夕刻は、硬式テニス部、女子ソフトテニス部、演劇部が片づけに来てくれました。舞台部門に参加するのは、ダンス部と吹奏楽部ですが、進行の一部を担当するのは放送部です。生徒会部、放送部、ダンス部(1年生)は2日間フルに活動していました。そして、2日間フルにボランティア活動した生徒たちにとって、今年のカレンダーは厳しいものでした。翌日が平日であるため、宿題や予習が大変だったと思いますが、これも大切な訓練です。

 私が2日間朝から晩まで現地入りするのは、生徒の様子を見るとともに、準備や後片付けにのみ来る生徒たちにもその意義を理解してほしいからです。たとえほんの一部分だけだったとしても、ボランティア活動を行って地域に貢献しているという意識を持ってもらいたいので、そのことをどうしても生徒たちに話したいからなのです。事前調整をし、当日指導する教員も仕事ではなくボランティアで成り立っています。2年後には、狭山池誕生400年祭です。多くの教員、多くの生徒で盛り上げていきたいものです。