7月1日(水) バングラデシュとの交信

 高3の英語の授業で、紛争地域のルワンダ等で元兵士の社会復帰を支援することに意義を見出し行動を起こした日本人女性の話題が取り上げられていました。地域は異なりますが、英語の担当教諭がJiCA関西(国際協力機構)を通じ、バングラデシュで働く青年海外協力隊とコンタクトを取り、本校生徒たちと現地で青年海外協力隊員として働いている日本人スタッフとの話し合いが、SKYPEを用いた遠隔授業で実現しました。

 生徒たちには、事前に二つの課題が出されていました。一つは、ずさんな安全管理をどうするか、今一つは、識字率の低さをどうするか、であり、①現地に何を送るか、②誰に送るか、③送る方法、④その留意点等を考えるわけです。生徒たちは、グループワークで導いた結論をバングラデシュのスタッフと討議し、質問を受けたり、質問をしたり、現地の状況を把握していきます。

 今春までバングラデシュにおられたJiCA関西のスタッフが教室に来られ、サポートをしていただきました。私自身、新たに知ったことがたくさんありました。キャリア教育にもつながり、まさにアクティブ・ラーニングであると感じました。