9月16日(水) チャリティー・コンサート

 吹奏楽部の生徒たちに、本物を見せるというよりも、本物を聴かせることができました。着任した時からの悲願達成です。

 陸上自衛隊中部方面音楽隊後援会が主催する東北復興支援のチャリティー・コンサートが、16日(水)夜、大阪狭山市文化会館(SAYAKAホール)で行われました。第1部は行進曲を中心に、第2部はボーカルも加わり、復興支援ソングを中心に演奏が行われました。7月初めに、中部方面音楽隊の後援会長が音楽会の趣旨説明に来られ、本校生徒による募金活動の要請を受けました。その時、吹奏楽部の生徒なら一石二鳥と思い立ちました。演目の中に、吹奏楽部が今年の吹奏楽コンクールで演奏した課題曲を入れてもらい、生徒たちに聴かせることができました。自分たちが苦労して取り組んだ曲を、プロはどのように演奏するのだろうか?プロの演奏を生で聴くのが一番の勉強だと思います。

 生徒たちは、大きな声と明るい笑顔で募金を呼びかけ、多くの方々が寄付してくださいました。演奏が終わってからもその感動からか、さらに多くの方々が寄付してくださいました。震災時東北で勤務していた私にとって、本校の生徒たちが募金活動の一翼を担ってくれて、嬉しい限りです。明るくさわやかな狭山生が多くの方々の印象に残ったのではないでしょうか。

 義捐金総額は336,085円にのぼりました。近々吹奏楽部員と大阪狭山市長を表敬し、お渡しする予定です。