2月3日(水) 展示物に注目

 2年生のフロアを歩いていると、「夏目漱石新聞」が掲示されていました。さすが夏目漱石の没後100周年を記念した取り組みかと思いきや、「こころ」を学習するので、冬休みの宿題として出されていたようです。どれもこれも工夫されていて、生徒たちは頑張っているな、と思います。タイミングのいい課題だと思いました。

 3年生の水飲み場に、ひときわ目立つ展示があります。「化学基礎」のマインドマップです。TVで放映された「ドラゴン桜」では、メモリーツリーとして紹介されていましたね。マインドマップを考案したのは、英国の教育家トニー・ブザン氏だそうですが、ダ・ヴィンチ、エジソン、アインシュタイン、ピカソ等天才と呼ばれる人たちのノートを長年にわたり調査し、その共通点を見出しました。イメージを大切にする手法なので、①リラックスして発想できる、②すばやくノートをとれる、③全体をもれなく俯瞰できる、④脳全体を使うので記憶力が高まる、⑤考えをまとめられる、といったメリットがたくさんありますが、まさにアクティブ・ラーニングの手法の一つですね。ちなみに、一番いいなと感じたマインドマップは、さすが漫画文芸創作研究会に所属する生徒のものでした。写真は、私のiPadにしまってあります。実物は、ぜひ学校にいらして見てみてください。