5月21日(土) 春日大社・興福寺の薪御能

 能を習っている東京の友人が訪ねてくるということで、みんなで春日大社、興福寺の薪御能を観に行きました。奈良に住んでいても、こんな機会はめったにありません。演目は、春日大社で炎天下のもと「箙(えびら)」(金春流)を鑑賞し、興福寺では、「杜若(かきつばた)」(金春流)、狂言「蝸牛(かぎゅう)」(大蔵流)、「藤戸(ふじと)」(金剛流)を鑑賞し、すべて終了した時は9時を回っていました。空には満月が浮かび、五重塔とのコントラストもきれいでした。舞台あらための後の外僉義(げのせんぎ)を青い目の衆徒とが行っていました。

 狂言は、生徒たちも鑑賞することがありますが、能は観るのも根気と体力が入りますね。能という文化活動が生徒たちのアクティブ・ラーニングと結びつかないものか、能に造詣の深い教員と話してみたいと思いました。