今年も感激しました。昨年から始めた「未来の教育講座発表会」のパートⅡを、今回は２年生のみの取り組みということで、１２月１日の午後、ＳＡＹＡＫＡホールの小ホールで行いました。
第１部は、政治的教養を育む教育の一環ということで、各クラスで選ばれたチームがプレゼンテーションをします。「若い世代の投票率を上げるためにできること」と題して、パワーポイントを駆使し、主張を繰り広げます。多くのアイデアが出ましたが、優勝チームのプレゼンでは、クラス全体の意見も反映し、年代別の対策や模擬選挙の実施等具体的な方策が述べられていました。上位のチームは、スライドも分かりやすく、多くのデータを根拠にしていました。４名の審査員の中には大阪狭山市の選挙管理委員長にも来ていただき、講評もお願いしました。このプレゼンテーション大会は、２年生（３６期生）が初めて取り組んだプログラムです。大学に行っても、社会に出ても役立つ力を鍛えます。
第２部は、本校３年目となるビブリオバトルのファイナルです。各クラス代表度シードの１名（昨年の大阪府大会入賞者）による発表で、年々発表に磨きがかかり、白熱したものでした。司会をビブリオバトル考案者の一人である吉野さんにお願いしました。私たち教員もこのビブリオバトルには吉野さんの指導のもと実践し、難しさを経験したこともあり、生徒のパワーに圧倒されました。投票結果は後日発表され、終業式に表彰します。
出身校の中学校の先生方や同窓生の方も応援してくださり、新しい取り組みに感心しておられました。狭山高校のキャリア教育はどんどん洗練されています。