63期の先輩、頑張って泉陽生してくれています!

 今日の午前中、63期生の大田さんが校長室に私を訪ねてくれました。大田さんは本校在籍時、軟式テニス部のキャプテンとして頑張ったそうです。また、物理が好きだったそうで、物理をもっと勉強したいがために一生懸命勉強に励んで現役で大阪大学理学部に合格したそうです。その後、さらに物理を学ぶために大阪大学大学院に進学したそうです。

 大田さんは「就職活動をする中で、世の中には想像をはるかに超えるさまざまなたくさんの仕事があることを痛感した。また、社会の第一線で活躍する泉陽の先輩方もたくさんいる。高校生であった時にそういうことを全く知らなかったのが今となっては非常に残念。今の泉陽生には、ぜひそういうことを知ってもらいたい。後輩の可能性を広げるため、それらの方々の体験や考えに触れることができるようにしたい。」ということで、私に協力してほしいと相談に来てくれたのでした。私も感じることは一緒ですし、泉陽生のためになることなら喜んで協力する旨を伝えました。ちなみに今日の大田さんの言葉で一番印象に残ったのが、「受験は目的ではなくて手段」でした。

 卒業してもなお母校の後輩の役に立ちたいという気持ちが本当に尊くありがたいです。現在の泉陽生の皆さんもそういう先輩に成長してくれることを願っています。

 3限目に1年生の英語の授業を見学しました。今日は自分が推薦する本について英語でプレゼンテーションするという内容でした。最初に班の中で発表し、最後に各班の代表が発表しましたが、まだまだ「前に踏み出す力」が足りないです。班の代表を決めるのに尻込みする風景が結構見られました。人前で発表するというのは貴重な体験です。経験を積むか揺らぎない自信を身に付けるかしないと度胸はつきません。1年生の皆さん、せっかくのチャンスを無駄にすることのないよう、しっかりと一歩前に踏み出してくださいね。