今日は第8ブロック音楽会に参加する吹奏楽部、弦楽部、軽音楽部、音楽部の演奏を聴きに栂文化会館に行ってきました。会場について入り口を見ると、受付係を担当していた軽音楽部の生徒たちが出迎えてくれました。この他にも今日はほかの学校の生徒の皆さんと一緒に、大勢の泉陽生がさまざまな役目を果たしてくれていました。
泉陽高校のトップを切って演奏してくれたのは吹奏楽部です。吹奏楽部の紹介ですが、高校生らしいウイットに富んだツンデレ調でとても楽しい内容でした。また、午前中のＭＣは本校の音楽部の生徒が務めてくれたようですが、なかなか堂に入ったもので感心しました。演奏の方は「千と千尋の神隠し」からの曲でしたが、力強い迫力で迫る部分と聞き覚えのある哀愁漂うメロディーで聴かせる部分ともにうまく表現していましたので、演奏があっという間に終わってしまった感じがしました。
続いては弦楽部です。こちらのＭＣもアニメチックで大変楽しかったです。曲の方はジブリメドレーで、こちらも聞き覚えのあるみんなが楽しめるものになっていました。格調高い演奏でありながら、童心に帰る調べでノスタルジーを思い切り刺激されました。そのためか、聴いていて徐々に感動が高まり思わず涙まで出てきました。（ただ単に年を取って涙もろくなっているだけなのかもしれませんが・・・笑）
弦楽部の後、午前の最後は先生方の混声合唱で、本校の先生もお二人参加していらっしゃいます。これは息をするのも瞬きをするのも忘れて聞き惚れてしまいました。はっきり言って反則ですね。（ご本人方のご了解をいただいておりませんので画像をボカしてありますが、これでも差し障りがあるようでしたらご一報いただければ幸いです。）
昼休憩を挟んで午後のトップは軽音楽部でした。府立高校で唯一ジャズを演奏する軽音楽部です。２曲披露してくれましたが、ピアノやドラム、ギターに支えられたゆったりとしたリズムの中に、ブラスのパンチが効いた迫力ある演奏で、いつ聴いても本当にオシャレでカッコいいです。無駄に年を重ねている私なんかよりよっぽどオトナらしい魅力を表現してくれていました。
最後は音楽部です。午後からは三国丘高校弦楽部の生徒さんが司会を務めてくれましたが、こちらの紹介も英語でユーモアたっぷりで楽しかったです。曲の方はからだについて歌った組曲の中から、「膝」と「肩」について歌った部分でした。「遠い島から流れ着いた流木のような鎖骨を・・・」なんて、歌詞を見ただけだと笑ってしまいそうな曲ですが、本当に情感豊かに、それでいて高校生らしく爽やかに歌い上げてくれました。あと、今日聴いた中で一番曲に気持ちも体も入っていたように思いました。（対抗していたのは弦楽部のＫ君くらいでしょうか？笑）
ほかの学校の生徒さんたちの演奏も素晴らしかったです。人数の多寡など環境や条件の違いはあっても、それぞれに一生懸命練習に励んで今日の舞台に立たれていることが伝わってきました。
今日演奏を披露してくださった皆さん、こうした演奏会を企画・運営してくださった方々、今日は素晴らしい演奏を聴かせていただくとともに、たくさんのいいものを見せていただきました。すべての方に改めてお礼を申し上げます。