今日は英語の授業を見学に行きました!

 今日は英語の授業を4つ見学しました。1限目は1年生の英語表現です。初めに小テストで、ディクテーションの内容を一度音読した後にディクテーシヨンを行って答え合わせ。続いて今日の本題である仮定法過去完了です。前時に学習した仮定法過去の確認してから、過去との違いを踏まえて仮定法過去完了を学習していました。それにしても生徒たちは本当に静かによく集中して取り組んでいました。後半はシャドーイングで、まずは本文を見ながら、続いてできるだけ見ずにシャドーイングというように段階を追って取り組んでいました。物事を身につける上で、順を追ってこうしたスモールステップを重ねていくというのは大事なことだと思います。

IMG_0674.JPG

 2限目は2年生のコミュニケーションイングリッシュです。こちらもリスニングの小テストをやってから授業の本題である英文読解に取り組んでいました。「that」と「it」に語感の違いがあるというお話が印象的でした。「That is terrible」と「It is terrible」では伝わり方が違うということを知ることができてよかったです(使う機会があるのかどうかはわかりませんが...笑)。また、授業の中で言い換えの表現や単語がたくさん出てくるので聴いていて楽しかったです。最後にやっていたペアでの本文和訳と英作もみんなが真剣に取り組んでいたので、見ていて楽しかったです。さて、どのペアが優秀賞に輝いたのでしょうか?

IMG_0685.JPG

 4限目も2年生のコミュニケーションイングリッシュで、こちらのクラスもリスニングの小テストとディクテーシヨンを行ってから2限目と同じく英文読解でした。先生が英語で解説されるのがよかったです。また、先生が課題を与えて生徒が各自で考えてからペアで答のすり合わせをしていましたが、みんな真剣に取り組んでいました。

 ここで2年生の皆さんに質問です。今日の授業で出てきた新出単語「paradoxical」の説明で「paradox」の具体例が紹介されていました。途中で先生が私に例として正しいか聞かれたので考えたのですが、「『paradoxical』とは『paradox』的なもの。ということは『paradox』は『paradox』であるという点ですでに『paradox』的なものではない。つまり『paradoxical』でない。だから『paradox』の具体例は『paradoxical』で形容される具体例としてはふさわしくない」という風に考えました。2年生の皆さん、いかがでしょうか?私の考えた推論は当たっていますか?

 6限目も2年生のコミュニケーションイングリッシュでした。このクラスもリスニングとディクテーシヨンの小テストからスタートしましたが、2月考査の範囲がすでに終わったということで大学入試問題の演習を行っていました。問題の方は学習院大学(最近はG-MARCHというのだそうですね)の2005年の入試問題で、20分で解いて答え合わせと解説を行っていました。その中で先生が、「入試問題だから、今はできなくて当たり前。1年後にできればいい(これから身に付けていくため)ことと、現在できなければならない(すでに習っているから)ことをきちんと区別した上で、正解にたどり着くために身に付けていなければならない基本的な考え方がきちんと身に付いているかどうかをしっかり確認することが重要」であることを強調されていました。本当にその通りですね。そこがきちんとできなければ、仮に一時はできたとしてもマグレである恐れが拭いきれませんから。70期生の皆さん、自分の希望を実現するためには何にこだわるべきなのかをしっかりと見据えて頑張ってくださいね。

IMG_0693.JPG