FaceとHand

感染拡大が止まりません。それぞれの受け止め方で、状況の認識は違うかもしれませんが、昨年から続くコロナ感染症。今が最悪であることを願うような状況が日々続いています。

入学式、始業式の挨拶の中でもお話ししましたが、昨年叶わなかったことの数々。本当に多くの人の無念な思いを受け止めて、今を生きなければならないと思います。

懸命に気を付けて、万全だと思う対策をしてもなお不安の残る毎日。さらにこの感染症が蔓延するまでは世間でも、そして自分自身も一番大切だと思ってきた、

Face、人に対して面と向かうこと、直面すること。

Hand、自分の思いや物事を直接伝えること、手渡しすること。

両方とも感染症を防ぐうえで控えなさいと言われていることです。大切なものを奪われ、絶望感に何度も苛まれました。無力感にも襲われました。

 救いは、条件を与えられたことです。向き合うのなら、マスクをすること。さらに安全を期すために距離をとること。そして手渡すには石鹸での手洗い、そしてアルコールで消毒をすること。この条件の下でならば、コミュニケーションのために必要なFaceもHandも可能になります。

 みなさん、それぞれの大切なことやもの。部活、勉強、行事を安心して続けていくためにみんなで今一度お互いに注意しあいませんか。自分が気を付けることで自分自身も周りの友達も夢を叶え、歩みを進めることができる。そのためにマスク指差し確認や手指消毒確認、お互いに距離をとるよう促したり、近距離での大声を注意しあう。

非常に厳しい状況ですが、その中で何とかすべての行事が、部活動でのパフォーマンスが無事成し遂げられるようただただ祈りたいと思います。この祈りが届くよう、もう一歩踏み出して声を掛け合いましょう!