本日(8月31日)、京都外国語大学の相川真佐夫先生に「グローバル・国際社会で求められている人材とは」というテーマでグローバルコースの2年生(希望者の1・3年生を含む)にご講義をいただきました。
「外国語とは、グローバルとインターナショナルの違いは」などを問いかけていただき、母語話者数が多い言語を並べたり、外国語を学ぶ目的の変遷をたどったりしながら、参加者はグローバル・国際社会に貢献できる人の必要性について思いを巡らせ、今の時代は、異文化理解を世界の平和への必須の道具だというところにたどり着きました。グローバル・国際系・外国語系大学では、語学力を鍛え、国際事情の教養知識をつけ、世界で起こっていることの背景をよく知り、実態を把握し、それについて自分は何ができるのかを考える力をつけることが必要であるということを世界の国際事情の具体例を紹介しながら説明してくださいました。そして最後に「異文化理解」「異文化摩擦の解消」を、ストレスを解消しながら、しなやかな強さを持って、志高く自発的な行動力を培うことの必要性について触れ、外国語学部、国際系、グローバル系学部に進む生徒は、言語、文化を越えたアクションを通じて将来自分の活躍する居場所を見つけてくださいと結んでいただきました。
3年生として参加した3-8の吉岡君は昨年実施できなかったこの研修に1年越しの参加となりました。講義終了後、相川先生に講義の内容や大学で学ぶべきことなどについてお話を伺い、「将来の具体的な道筋はまだ見えていないけれど、人を助けることによって学ぶことができる道をめざす意を強くする機会を持てた」と笑顔で話をしてくれました。他の参加者のみなさんにも、本日の講義を「しなやかな強さを持って、志高く自発的な行動力を培い、将来自分の活躍する場所を見つけることができる」契機にしてほしいと願っております。相川先生、「グローバル・国際社会で求められる人材の誕生」の息吹を感じる瞬間がいただけました。本当にありがとうございました。