2月3日節分。家路につく途中、窓の外へ豆をまく子供の姿、その姿を写真に撮り、微笑むご両親、祖父母の姿があちらこちらで見られました。邪気を払う豆まき。コロナウイルス感染が一刻も早く終息に向かっていくことを願ってやみません。
芥川高校にとっての2月3日。それは3学年の生徒が同じ時間に登校する最後の日を意味します。令和4年に入ってから、朝の校門に立つ機会があまりなかったのですが、この日は何とか時間が生まれてあいさつすることができました。
こちらを向いて、しっかり目を見て「おはようございます!」、思い切り、ありったけ、飛びっきりの笑顔、大きい声、小さい声、「おはよう...。」「~ございます。」「...ざ~す。」動作の大きいお辞儀、会釈。面白いところでは社長さんがうなずくような(「よし、わかった」という感じで、カタカナで書くと「ウムッ」といった様子)あいさつまで様々な形での心のやり取りがあります。4月と比べて何が違うのかと問われればそこにはInteraction(相互にやり取りをする)があるということです。
授業見学に行ったときに、「校長先生の席はここです。」そう声をかけてくれた人、今、思い返してみると校門ではいつも笑顔で挨拶をしてくれていました、体育祭の実施を訴えに来た際に「たとえ自分たちができなくても、後輩たちに芥川の良さをつないでいきたい」と語ってくれた人、私の記憶する限り、出会った際のあいさつを欠かしたことは一度もなかったように思います。ブログに登場してくれた人たち、通り過ぎる際にいつも感謝の念を込めて「おはよう」の声を届けていました。
あいさつは、「言葉」を交わすだけではなく、「心」「想い」を通わすものでもあるのですね。そう教えてくれた40期生の皆さんとの一年間でした。昨日が最後の機会だったと思うと寂しさが募ります。
40期生(3年生)が後ろ姿で導いてくれた校門でのあいさつは、今は、廊下でも、校舎外でもどこでも交わせるものになっています。(2月4日朝は、自転車で追い抜きざまに41期生or42期生の「おはようございます。」と声がかかりました。うれしい後ろからのあいさつです。)
40期生が登校するのは卒業式の予行と式本番の2回。いいFinalが迎えられることを心から願っています。41、42期生の皆さんそれぞれの学年のFinalをいい形で結べますように今日も、今月も、今学期も頑張りましょう!「ウムッ」