12月6日(火)羽曳野市古市小学校

羽曳野市立古市小学校では、算数科を通して、研究主題「意欲的に問題解決する力を育てる~ひとりで・グループで・みんなで~」を掲げ校内研究に取り組んでいます。特に、「書く」活動を取り入れた学習を展開しています。「書く=文章」ではなく「絵・図・式・文」等での表現方法を活用した問題解決学習であり、さらにそれを基に他者への説明する力を育んでいます。「書く」活動用のホワイトボード(A3サイズ)は、「書く・消す」が自由に行え、考えの交流時に視覚的にとらえられるため比較検討が容易で、時間面でも短縮できました。

12月に、1年生が長さの概念や間接比較の研究授業をしました。1年生の発達段階にもかかわらず、授業のまとめを自分の言葉で書けていることに取組の成果を認識しました。

研究討議会では、「学習課題が子ども自身の問題になっていること」「授業者が子ども達の理解度を把握していること」等が重要であり、「子ども主体の授業=自力で問題が解決できるよう仕組まれた授業」でなくてはならないことを講師から学び、教職員一同が強く認識しました。

231206habikino furuichi syou.jpg 231206habikino furuichi syou2.jpg