羽曳野市立白鳥小学校では、2年前から校内研究テーマを「基礎学力の定着を図る」~共に学び合う子どもをめざして~とし、算数科の授業づくりを通して研究を深めています。本校では、4月に個人テーマを決め自分なりに研究することをすすめています。校内研究授業は年3回行い、さらに全学級が公開授業を行っています。研究討議会では、バスセッションを取り入れ、話し合いを活発にしています。また、観察者と児童評価カードを活用し、討議会の参考に使っています。学び合いを追求するため、低学年ではペアで、中学年以上は、班での話し合いを取り入れています。
校内夏季研修では、「これからの算数教育と指導法の工夫と改善」をテーマとして、府教育センター授業力向上指導員から講義がありました。内容は①算数科の目標、②算数科の基本(4つの領域、計算指導の3つの内容)、③確かな学力を育む、④確かな学力を育む授業の創造、⑤授業に取り組む5つのポイントでした。
今後、本校のテーマをより充実させるため、とりわけ「学び合い」のスタイルをより具体化し、学力向上の取組を進めていきます。