11月17日(木)岸和田市立山直中学校

岸和田市立山直中学校では、課題である授業規律をどのように指導していくのか、「班活動と授業規律について」をテーマに6月・7月とグループに分かれて研究討議を行いました。現在は、「班学習を通して生徒を主体的に活動させる工夫」をテーマに校内研究・研究討議を進めています。

 11月15日(火)に事前授業を行い、11月17日(木)には、研究授業と研究討議を行いました。授業は、国語の「江戸からのメッセージ-今に生かしたい江戸の知恵」(光村図書)。「新聞づくり」を通して、生徒が主体的に活動できるよう工夫しました。「江戸新聞」の制作に向けて、十のテーマに分類した杉浦日向子氏の作品の資料を提示し、班でテーマを選んだ後、「トップ」記事や「特集」記事の特徴を理解して下書きをしました。書き上げた記事をもとに班内で積極的な意見交換が行われました。そのために、活動時間を設定し、机間指導を充実させました。子どもたちが主体的に取り組めるよう、明確な指示を出して見通しをもたせることも心掛けました。また、取組の過程や班での活動を「振り返りシート」を用いて振り返らせ、達成感とともに自らの課題を明確にして次の学習に活かせるようしました。事前授業後には、STグラフの分析、机間指導の際の声かけの仕方等を協議しました。

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