11月24日(木)泉佐野市立大木小学校

11月24日(木)、泉佐野市立大木小学校において、4年生算数の研究授業を行いました。大木小学校では、「子どもたちに確かな学力を」を研究主題に、特に算数科で問題解決的な学習を深める研究を進めています。

当日の研究授業では、ヒントカードを使ったり、児童の考えをホワイトボードに書かせて発表させたりと、様々な工夫がありました。また、授業者が児童一人ひとりの学習状況に応じて、必要な学習支援を行うことができたため、学級全体での意見交流を児童全員で確認しながら進めていくことができ、たいへん落ち着いた雰囲気の中での授業となりました。

研究討議では、府教育センター授業力向上指導員から、"目標・めあて"の大切さや児童の実態を踏まえた授業展開の必要性、児童の考え方を核として進める授業、シンプルな目標・スリムな内容であることが、児童にとって分かりやすく、楽しい授業づくりにつながることなど、多くの示唆がありました。

大木小学校では、自力解決に向けた道筋を明確にするため、"解決のカギ""発表の仕方""学習のまとめ方"を示したカードを全校児童に持たせています。これは、児童への学習支援のてだてになるとともに、全教職員が観点を共有して授業を進めることにもつながっています。

231124izumisano  ohki syou.jpg 231124izumisano  ohki syou2.jpg