11月24日(木)泉佐野市立日新小学校

泉佐野市立日新小学校では、3年前から研究主題を「『ことば』を通して主体的に生き生きと学習する力の育成」とし、平成22年度は「『ことば』を通して考え、確かな読みを伸ばす」をテーマに研究を進めてきました。さらに今年度は「『ことば』を通して考え、確かな読みを深める」をテーマとして研究を進めています。

11月24日(木)には、府教育センター指導主事による授業改善に向けた校内研究支援研修の4回目として、教職経験2年目の教員が1年生国語科「たぬきの糸車」の研究授業を行いました。児童は、本文の音読後、主人公のたぬきの気持ちを、たぬきのセリフにして自分の考えを書き、ペアでセリフを伝え合った後、みんなの前に出て発表しました。

研究討議では、まず学年別に分かれて付せんを活用しながら、この授業での成果と課題、そして課題を解決する方策のそれぞれについて検討し、意見交流を行ったところ、各学年から多くの意見が出されました。

また、S-T分析のグラフは全体に縦に伸びる要素が多くあらわれていました。児童一人ひとりが考える時間が設定されていたことが視覚的にわかり、今後の言語活動の充実に向けた有意義な時間となりました。

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