10月24日(水) 忠岡町立忠岡中学校

忠岡中学校では、平成23年度より引き続き「じっくり考えて自分の考えをまとめ、説明・発表できる力を育てる」を研究テーマに設定して、昨年度は数学の授業を通して、今年度は英語の授業を通して取り組んでいます。研究の方法として、2学期からは全教科が研究テーマにもとづき、授業の柱(仮説)「どんな場面で」「どのようなことをすることによって」という項目にあわせて実践しています。その取組の検証のてだての一つとして、10月24日(水)に英語科の提案授業を実施し、学校全体で検証を行いました。

当日の提案授業では、授業の観点を前もって明らかにして授業観察を行い、研究協議会につなげました。研究協議会では、グループに分かれて、授業の観点を踏まえて「今日の授業でよかったところ」「今日の授業の改善案」を提案授業での子どもの具体的な姿を通して協議し、その後、各教科における研究テーマへの取組等について報告・交流を行いました。講師の府教育センター指導主事からは、日々の授業の中で「生徒が何を学んだか」をゴールにして、「子どもの思考の流れに沿って、授業プラン・デザイン」をつくることの大切さを、具体的な例をとおして助言していただきました。その中で、「子どもを信じる」「子どもに委ねる」「子どもの変容」をキーワードにして、教師が「コーディネーター」「授業プランナー」「授業デザイナー」という役割をこなし、授業改善を推進していくことを学びました。この研究協議会を活かして3学期の授業につなげて、年度末に今年度の効果検証を行います。

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