10月22日(月) 泉佐野市立第三中学校

 泉佐野市立第三中学校では、学力向上委員会が中心となり「すべての子どもが『わかった』『できた』と実感できる授業づくり」を研究テーマに授業研究を進めています。

 パッケージ研修を活用し、校内研修として全体学習会を位置づけ、指導案づくりから模擬授業をもとにした指導案の検討会、研究授業と研究討議会などの年間計画を立てました。

 10月22日(月)1年生英語科の研究授業と研究討議会を実施しました。英語科では様々な活動にユニバーサルデザインを取り入れ、可視化を意識した取組をしています。また、説明や発問にも英語を随時使用し英語に慣れる工夫をしたり、ヒントクイズやカードゲームなどを導入して生徒の学習意欲を高めたりしています。生徒自身の自己評価シートによる振り返りを毎時間行うことで授業のつまずきの早期発見が可能になっています。

研究討議会では、第三中学校独自の研究授業参観シートを活用し全教員が共通の観点で意見交流をしました。班別討議後のシェアリングでは今後の取組みに向けた前向きな意見が出され、有意義な交流となりました。

大阪府教育センター指導主事より、平成24年度大阪府学力学習状況調査から見える課題に正対した授業づくりやすべての生徒が学んだと思える授業づくりについてご指導いただき、支援教育の視点を活かした授業改善のポイントを具体的に学ぶことができました。

 

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