11月13日(火) 岸和田市立新条小学校

岸和田市立新条小学校では、子どもたちにとってわかる授業をめざし、授業研究を大きな柱の一つとして位置付け校内研究を進めています。子どもたちの学習意欲を喚起し、思考力や表現力を伸ばし、知識や理解を定着させることは簡単なことではありません。そこで、本校では、書くことを大切にしながら思考力を育てる国語科の学習を中心に取り上げ、校内研究の充実を図ってきています。本年度の研究主題は、「基礎基本を身につけ、生き生きとした学校生活を送れる子どもをめざして」です。副題として、以下の3つの項目を掲げています。

   学習および学校生活の様々な場面で学力の向上をめざす。

   日々の授業を通して論理的思考力の育成をめざす。

   年間を通して書く力を高める。

 当日の研修会では、6年生の国語科の授業を行い、説明文の内容を読み取り、形式段落を意味段落にまとめる学習に取り組みました。前時までに「未来に生かす自然のエネルギー」(東京書籍)という説明文を序論、本論、結論の3つに分け、本論をさらに2つのまとまりに分けるところまで学習活動が進んでいます。本時では、本論の前半をさらに3つにまとめる学習活動を行いました。根拠を明らかにして、どこで分けるかについて話し合い、説明文の読み取りを確かなものにしました。

 授業後の討議会でも、3つに分ける提示をしたことや、取り入れたグループワークの方法の効果についてなど、活発に研究協議が進みました。これからも授業研究を重ね、子どもにとってわかりやすい学習活動をめざします。

 

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