11月9日(木)の給食は埼玉県の献立でした。
「かてめし、鮭の塩焼き、大根のみそ汁、柿、牛乳」という内容でした。
「かてめし」は埼玉県の秩父地方の郷土料理です。
米が貴重だった昔、米の代わりに野菜などを混ぜてかさを増やしたことが始まりで、埼玉県の秩父の方言で混ぜご飯の具のことを「かて」と呼ぶことから「かてめし」と呼ばれるようになったそうです。
この「かてめし」にはごぼう、にんじん、三度豆、高野豆腐、乾燥ずいき、昆布、油揚げを使いました。それぞれの具材を下ゆでしたりして下処理して、大きな釡で炒めて味付けしました。今回かてめしの具に使った「ずいき」は給食でもめったに使わない食材です。ずいきは里芋やはす芋の茎ですが、どんな食材なのか知らない児童生徒も多くいたようです。給食室の前に乾燥ずいきの実物を展示しておいたところ、こどもたちは興味津々で見つめていました。
普段はあまり食べなれない食材を使った「かてめし」でしたが、ご飯と混ぜるととてもおいしく、おかわりしている児童生徒も多かったようです。
「鮭の塩焼き」と「大根のおみそ汁」は給食ではおなじみの味なので、みんないつものようにおいしく食べてくれていました。また、みそ汁には9のつく「きゅう(9)しょくの日」にちなんで★星形のラッキーにんじんが入っていました!
次回の郷土料理はどこの地域の料理でしょうか?楽しみにしていてください♪