高等部1年は、10月17日（木）に交野市私市にある「星の里いわふね」に行きました。往路、復路共に公共交通機関を利用しました。往路、私市駅を降りてからは天野川沿いの「私市水辺プラザ」の散策路を歩き、川辺の草木の様子や刈り取りが終わった田んぼを間近に見るなど、秋の景色を楽しむことができました。
「星の里いわふね」に着くと、トイレを済ませた後、焼きそば作りに取り組みました。野外活動らしくということで、キャベツは手でちぎり、ちぎったキャベツはざるを使わず、ビニール袋に入れて水洗いしました。炒めるのは、かまどにアルミプレートを置いて行いました。食材持参なので生肉は使わず、ツナ缶を使いました。その後、ジャムパイ作りをしました。餃子の皮にジャムやチョコを入れてはさみ、かまどのアルミプレートで焼き上げました。自分たちの手作りなので、焼きそばに多少こげがあったりしても、美味しくいただくことができました。
昼食後は、BBQエリアの下の川原に降りて、川遊びをしました。夏ではないので水には入らず、泳いでいる魚を見たり、ペットボトルのセル瓶で捕獲した小魚を水槽に入れて観察したり、小石を拾ったり、クラスで記念写真を撮ったりと、短時間でしたが、それぞれ楽しく過ごしました。
先週末は台風19号が東海・関東地方に上陸して大雨となり、枚方でも累積で100ミリを超える雨が降ったので、天野川の増水を少し心配していましたが、木曜日には川の水量も流れの強さも普段のレベルに落ち着いていて、本当に良かったです。安心して、爽やかな校外学習を思う存分楽しむことができました。
なお、捕獲した小魚は現地でリリースしましたが、写真を撮っていたので、学校に戻ってから理科の授業で魚図鑑を使って調べたところ、半数以上がカワムツで、残りがオイカワでした。BBQエリア下の川の部分は少し深いので、淵や淀みを好むカワムツが多くて瀬を好むオイカワが少なかったのだろうということになり、環境と生物の学習にもなりました。
