8月27日(水)に、長期欠席児童生徒支援「学校きょういくデー」を実施しました。現在、長期欠席児童生徒への支援が全国的な課題となっており、本校でも全体の17%が該当することから、学校全体での支援を検討して参りました。
今回は、前回の事後アンケートをもとに、開講ブース、テナントを設定しました。体験ブースでは、ニーズの多かった「運動」「ゲーム」に加えて、新たに「美術」「ものづくり」「ヨガ・ピラティス」を新設しました。また「フリー」ブースでは、株式会社ハートス様、株式会社フィルノット様のご支援をいただき、スヌーズレンを体験できるリラクゼーションルームを新設しました。
※スヌーズレン室は期間限定で9月の第1週まで開設しており、その期間内は全校児童生徒が入室し体験することができます。
当日は、18名(8家庭)の児童生徒、保護者が "好きなことを自由に" 取り組みました。
カフェで一息ついた後に、美術テナントで和紙を染めて作るオリジナルうちわを制作したり、ゲームテナントで友だちや教員と楽しんだり、リラクゼーションルームではスヌーズレンにより五感への刺激を受けて穏やかな時間を過ごしたり、時間の使い方は多種多様。充実した時間を過ごすことができたのではないかと思います。
本取り組みを実施するにあたり、保護者の皆様には多大なご理解とご協力をいただいております。「学校きょういくデー」は、1年間に3回の実施を予定しており、次回は1月上旬に実施予定です。次回もどうぞよろしくお願いいたします。
※以下、一部参加者の感想を紹介します。
【感想】
・夏休み明けの登校に、嫌だと言っていましたが、「学校きょういくデー」のゲームを何日も前から楽しみにしていて、嫌だと言いながらも登校できました。このタイミングで、学校きょういくデーがあったことはとても良かったです。
・カフェで美味しいお菓子と飲み物でゆっくりでき、「ののはな」さんのお話も聞くことができて、心がほわっと軽くなりました。素敵な出会いの機会となり、ありがとうございました。
・なかなか登校できない子が「学校に来れた」という貴重な一日になるので、とても有難く嬉しい取り組みだと思います。
・どこの活動場所もとても温かい雰囲気でした。企画・運営していただきありがとうございました。