今日の４限目は３年生の理系生物の授業を見学に行きました。学んでいたのは「生殖と発生」で、「予定運命」とか「中胚葉誘導」などについて勉強していました。細胞がどう進化するかの説明に一つ目のミニオンが使われていましたが、とてもイメージしやすくて分かりやすかったです。パワポのスライドもそうですが、生徒たちに理解させようとする先生の意気込みと工夫を感じました。あと、ブタの目の解剖が予定されているそうですが、ぜひ見学したいので絶対に誘ってくださいね。(笑)
５限目はオンライン授業のちょっとした実験を行いました。Chromebookにはディスプレイ上部にインカメラが、キーボード上部にアウトカメラが装備ざれていますが、解像度はアウトカメラの方が高くなっています。また、インカメラは固定フォーカス、アウトカメラはオートフォーカスになっています。
普段先生方はインカメラを黒板に向ける形で授業を配信しておられるのですが、今日はアウトカメラで配信したら見え方が変わるのか、３年生の世界史の授業にお邪魔して実験してみました。画像の机の上に設置してあるのが通常実施しているインカメラによる配信、三脚上に二つ折りで立てる形で設置したのがアウトカメラによる配信です。ちなみにアウトカメラの方が解像度が高いので少し後ろに設置してあります。
で実験結果ですが、こちらがインカメラで撮影した画像です。やや暗いですが、コントラストはっきりしている印象です。
こちらがアウトカメラで撮影した画像です。インカメラよりも広角で、画面が明るい印象です。
ピンチアップしてスクリーン上の画像を写してみました。上がインカメラの画像で下がアウトカメラの画像ですが、インカメラの方がスクリーンに近いこともあってか、コントラストが強く見やすい感じです。
二つを並べて見え方を比べてみました。
上がインカメラでの画像、下がアウトカメラでの画像ですが、並べてみるとアウトカメラの方が見える範囲が広いことがよくわかります。
今日の実験から得られ印象ですが、スクリーンに映し出すスライドの字が小さい時はインカメラの方がいいかもしれませんが、普通に黒板で授業する様子を配信するならアウトカメラの方がいいと思います。オンラインで配信を受けている生徒たちが少しでも快適に授業参加できるよう、この辺りの結果についてはまた先生方と情報共有したいと思います。