今日も振り返りシートにまつわる話をいくつか!

今週はずっと前期中間考査の「振り返りシート」を読んでいます。今日もその中からいくつかご紹介します。

まずは下のシートをご覧ください。先生のコメントが非常に丁寧で感服しました。これだけ答えてくださったら生徒たちもヤル気になる、というよりやらざるを得ませんよね。H先生、本当にありがとうございます!

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ここからは生徒たちの今後のために誤字に関するお話を。

1年生で「完璧」の「璧」を「壁」に書き誤っている人が非常に多いです。今日だけで間違いなく100回以上は直しました。2・3年生は昨年度もこの話を何度かしたのでさすがに間違う人は少なくなりましたが、それでもまだ何人か間違っている人がいます。

完璧に次いで多かったのが「語彙」の「彙」。下の画像のように横線が一本足りないか「果」の上にワかんむりが無いか、大抵はこのどちらかで書き損じています。これは50回くらい直したでしょうか。

次に、「徹底」の「徹」を「撤」に書き誤っているもの。これは20回くらい直しました。

次いで多かったのは「記述」の「述」が「術」になっているもの。これは5回くらい直しましたか?

下の間違いも結構よく見ます。問題を何度も解くという意味で使うなら「何周」と書くべきなのに「週」の字を使っています。もちろん何週にもわたってやろうと思うその心意気は素晴らしいのですが、とりあえず字だけは正しく覚えてくださいね。

次は日本語の難しさを感じさせるもの。下のように書いたらテストではバツを付けられるのかな?とりあえず同音異字についてはきちんと正しく使えるようにしなければいけませんね。

下の間違いもたまにあります。「真剣」は木刀や竹刀に対して「本物の刀」という意味です。命が懸かっているくらい「真剣」ということですね。

最後は字の間違ではなく何気に楽しいものをご紹介します。今日読んだ中で個人的に一番気に入ったのが下の表現です。誰だか覚えていませんが、体調を壊さない程度に頑張ってくださいね。(笑)

生野生の皆さん、ICTが普及して字を書く機会が減った分だけ、正しく字を書く機会も減っていると思います。普段から文章を書く時などは、できるだけ漢字を使うように心がけましょうね。

午後からは校長会のために大手前高校に行かなければなりませんが、とても暑そうですね...(汗)