今日は2年生阪大見学会に行ってきました!

今日は2年生の阪大見学会の様子を見に行きました。理系の生徒たちは大阪大学会館で理系学部の、文系の生徒たちは基礎工学部シグマホールで文系学部の説明を聴きました。

私は理系の生徒たちと一緒に大学生の皆さんの説明を聴きました。

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最初に大学の方から大阪大学の概要について説明がありました。一番印象的だったのが、1回生の時に高校時代の「教わる」から「学ぶ」に転換するために学部関係なく全員が「マチカネゼミ」で探究活動を行うということでした。校長として生野高校で目指している「受動的暗記型から能動的思考型への転換」がまさしくこれです。生野生の皆さん、これができるようになれば見える世界は大きく変わってきますよ。

概要説明に続いて、現役大学生の皆さんが学部での勉強や大学生活、大学入試の体験について赤裸々に語ってくださいました。皆さんに共通していたのは、高校生の自分から阪大でやりたいことが明確であったこと、それを得るためにすべきこにしかるべき時期からきちんと取り組まれたことでした。言い方を変えれば阪大で何を学べるか、阪大にどうすれば入学できるかについて、とても分かりやすく教えてくださいました。

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大学生の皆さんのプレゼンテーションが終わってから質問タイムがありました。「質問が出なかったらどうしよう」とか思いましたが、全くの杞憂に終わりました。多くの生徒たちが高校時代の勉強方法から大学入試、大学生活についていろんな質問をしてくれました。これもきっと、大学生の皆さんが熱く語ってくださったおかげだと思います。

質問はまだ続いていましたが、11時15分から希望生徒と一緒に研究室訪問に行きました。理学部と基礎工学部合わせて6つのコースに分かれての訪問でしたが、私は一番希望者が多かった基礎工学部佐藤教授の研究室訪問に付いていきました。

今日は大学生の皆さんの説明だけ聞いて終わった生徒と研究室を訪問した生徒がいましたが、佐藤教授のお話を聞いて思いました。大学生の皆さんの説明の満足度が100だとすれば、佐藤教授の研究室を訪問した満足度は200くらいでしょうか。正直に言って、これを高校生の時分に聞いていたら間違いなく理系を選んで阪大を目指していたと思います。それくらいクリエイティブで世の中の役に立つ研究をなさっておられました。ちなみに佐藤教授の研究はこちらからご覧いただけます。

大阪大学の皆様、今日はいろいろとためになる貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。改めて生野生にはこんなところで世の中の役に立つ研究に努めてほしいと思いました。生野生の皆さんはどんな感想を持ったのでしょうか、また聞かせてほしいと思います。

あと、キャンパスの銀杏並木はじめ紅葉がとても綺麗でした!