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今日で考査終了かと思いきや、早速ミラクルチャレンジに行きました!

今日で後期中間考査が終了しました。生徒たちもきっと試験勉強で疲れているのだろうと思いましたが、そんな心配をよそに午後から行われたSSHミラクルチャレンジ「大阪公立大学研究室見学会」に参加してくれた強者生徒たちと一緒に大阪公立大学中百舌鳥キャンパスに行きました。

私は二人の生徒と一緒に海洋システム工学について研究なさっておられる有馬教授のお話を聞きました。

海洋システム工学科とは、海洋における自然と人間活動の調和を目指し、持続可能な海洋の利用を実現するために船舶海洋工学に関連する教育研究を行う学域だそうです。 有馬教授の研究室では、人間工学・海中ロボット工学・海洋政策科学を はじめ、さまざまな視点で海洋システム計画学を考究しておられるということで、今日は海中探査に使われる探査ロボットについていろんなお話をお聞かせくださいました。この辺りの詳細につきましてはホームページ「有馬研究室」をご覧ください。

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残りの生徒たちは付き添いの先生と一緒に電子物理工学科の研究室を見学しました。以下、付き添いの先生からいただいた概要と画像です。

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機能デバイス物性という研究分野で、扱っておられるのは、原子のナノレベル世界。実際に使われている薄膜作製装置やX線装置等を見学させて頂き、現在卒業論文の研究をされている4年生の研究内容もご紹介頂きました。一つの実験装置を使いこなすのに、数週間から数カ月もかかるものがあったり、扱うもの全てが複雑な要素が合わさっていますが、実はその基本原理の多くは、高校物理で学習するものでした。生徒たちも初めて見る実験装置や研究内容に刺激を受け、また今、高校での学習内容がこれらに繋がっていることを感じ取れたようで、非常に良い経験となったようです。

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これで今日のプログラムは終了の予定だったのですが、時間があるのなら希望者だけでもということで、有馬教授がご自身の実験室を見学させてくださいました。で、結局全員が見学させていただきましたが。(笑)

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ちなみに有馬教授のご研究のスタートが数百円で作れる下の模型だったそうです。これで発見した論理が面白いということで数十万円の予算が付き、それがまた評価されて数百万円の予算が、さらにまた次が評価されて数千万円の予算が付いたそうです。ご自身「まるでわらしべ長者みたいですが」と笑っておられました。

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先日の阪大見学会の時も感じましたが、夢を持って研究に当たっておられる方は本当に楽しそうです。自分の夢の実現に没頭できるって本当に幸せなことなのですね。

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おまけ。昨日午後から大手前高校で校長会がありました。そこで隣に座っておられた花園高校の校長先生が教えてくださったのですが、グーグルで「校長ブログ」と検索すると本校の校長ブログが一番上に出てくるとか。試しに検索してみたら本当に一番上に出てきました!(笑)

花園高校の校長先生は「生野高校の校長ブログが一番検索されているから」と仰っておられましたが、もし本当にそうだとしたらきっと保護者や卒業生の皆様がよくご覧くださっているからですよね。皆様、ありがとうございます!