今日の午後、サッカー部がＪリーグのチームでプロのサッカーコーチとして活躍されている方にご指導いただきました。ご指導くださったのはこれまで浦和レッズなどでGKコーチを歴任され、来シーズンもベガルタ仙台でコーチを務められる工藤輝央さんと、同じくレッズレディースやFC岐阜でコーチを務めておられる立石典久さんです。
初めに至誠ホールで動画を見ながらの説明がありました。今回のテーマは「リスタートについての考え方」で、コーナーキックやフリーキック、スローイン、キックオフなど、いったん止まった後にプレーが再開される際の人の動きとボールの動かし方に、Ｊリーグのトップチームにはどんな決め事があるのか、工藤さんが実際に関わられた浦和レッズの天皇杯決勝、対大分トリニータ戦を例にお話しくださいました。
また、その戦術を徹底するために行われた前日練習の様子なども見せてくださいましたが、決勝ではまさに練習通りに人とボールが動いて得点を挙げていました。当たり前なのですが、トッププロのすべてのプレーには意図と約束事があることがよくわかりました。
後半は実際にグランドでご指導くださいました。チームを4つのグループに分けてそれぞれにリスタートにおける約束事を設定し、ゲームを行ってそれを試してみて、それをご覧いただいてお二人からアドバイスをいただきました。
工藤さん、立石さん、今日は本当にありがとうございました。公立高校のチームの生徒たちがプロのトップチームで戦っておられる方にご指導いただける機会なんてまずないと思います。サッカー部の生徒たちにはとても大きな刺激になったと思います。また、来シーズンはベガルタ仙台の試合を見るのが楽しみになりました。ご活躍をお祈りいたします。
サッカー部の皆さん、今日ご指導いただいたことをしっかりと自分たちのものにしてくださいね。次に試合を応援に行ったときにリスタート見るのとても楽しみにしています。
中学生の皆さん、こんな一流のプロの方のご指導を受けられるのは生野高校ならではです。本気でサッカーしたいなら生野に来ないと絶対に損しますよ。（笑）