年末のＧＬＨＳ合同国内研修でお世話になったＪヴィレッジでは、各部屋に「Ｊヴィレッジー復活までの軌跡ー」という本が備えられています。この本には福島第一原発事故当時、復興の最前線基地として使われたＪヴィレッジが再度ナショナルトレーニングセンターとして復活するまでの道のりが描かれており、とてもいい内容なのですが非売品です。それをＪヴィレッジ様のご厚意で、今回特別にＧＬＨＳ10校に1冊ずつプレゼントしてくださいました。
で、本を図書室の「河内文庫」の書棚に収めにいったところ、２年生の探究Ⅱ国語ゼミの授業が行われていました。内容は「文学作品の『冒頭』を徹底的に分析しよう」で、先生が中島敦の「山月記」を例に分析しておられました。それにしても「山月記」の冒頭部分、いつ聞いても、何度聞いてもいい調べですよね。
生徒たちは先生の説明を聞いた後、自分が分析する作品探しをしていました。ちなみにこの作品探しですが、小学校４年生以降に授業で習った作品の中から選ぶように指示が出ていました。ちらほら漏れ聞こえてきたところでは「走れ～」とか「少年の日の～」なんて声が多かったようですが、みんなどんな作品を選んだのでしょうね。